赤化身考察
サンプルレシピ
デッキテーマ
既に存在していたアーキタイプ白化身を参考にしたデッキ。
白化身はインド人2種類に加え6色ブラフマー、アルテミスを中心にスコルビウムやオオヒルメで守り、ジャガンナート、トリヴィクラマでフィニッシュを決めるというデッキで、攻撃防御のバランスが取れる上に、ゴッドシーカー2種類で序盤の動きも安定しやすいデッキ。
それに対して赤化身はゴッドシーカーを搭載せず、創界神配置時の神託でトラッシュを肥やし、ヤシウム、レーディア、ヒノシシ、シャーマントヒヒで回収することでアドバンテージを稼ぐ環境で流行していたゼウス(皇獣)に近いアーキタイプにした。
以前からこれに近いアーキタイプは存在していたがユナイトロロドラゴンの登場により形が確立、神託によるトラッシュ送りがフィニッシュ盤面につながるようになり基盤が定まった。
トラッシュ送りを多用し、回収札1枚またはユナイトロロから始動できることからデッキの枚数は41~43くらいがちょうどいい(はず)
採用カード
創界神
出来る限り1枚ずつ積むのが理想で、配置時の神託を多く使えるようにしたい。
創界神だけで動けないが、初手に1~2枚程度欲しいので枚数は11~14 が理想
創界神ゼウス 1
神技3から打てる除去がシンプルながら強力。
皇獣の化身を採用していないので神技6はあまり打つタイミングがないが、それでもリュキオースやヤシウム、レーディア、ヒノシシ、シャーマントヒヒが皇獣なので狙うチャンスは意外と多い。
アポローンと枚数を調整して、合計3枚になるようにが望ましい。
創界神アポローン 2
序盤に強い焼きとドロー加速。
デッキの性質上配置時の神託が0~1個しかたまらないことの多いデッキにおいて神技2は小回りが利いて便利。
ウルの創界神の採用が多いため神シンボルが多い中、赤シンボルとしても扱えるのが偉い。
超星と同じように神域も意外と使える場面が多く、ユナイトロロドラゴンのループ後にジノヴァXで殴るだけでほぼ妨害されない3点シュートが決められるのは覚えておきたい。
創界神アマテラス 2
目立たないが赤化身の基盤を築いたカードの1枚。
白シンボルの供給役として優秀なだけでなく、神技によって防御も兼任する。
ただし天渡の採用がないので3つ貯まらないこともしばしば。
同名配置でも神託が出来るので2~3の採用が望ましい。
茂上駿太 2
序盤のドロソ。
最大軽減で0コスで配置できるのが偉い。
シンボルの色が悩ましいが、序盤のエンジンとして優秀で後半に引いても神託の水増しとして優秀なので減らす理由があまりない。
創界神スサノヲ 1
神技の除去と神域のアタックステップ終了抑止が強い。
赤シンボルに加えて青シンボルもついてくるので6色軽減系のスピリットの展開に役立つ。
あとアマハラなのでアマテラスの神託対象なのも良い。
創界神ゼウス=ロロ 1
創界神メタ。
他のカードで対処しにくい転神を処理できる。
神域も地味に強力で白晶防壁やオオヒルメでバウンスしたときにそのまま手札を捨てさせられる場面もしばしば。
実際に捨てる場合よりも、ハンドを5枚以上にできないと意識させられるのが強い。
本当は2枚ほど積みたいが枠の問題で1枚。
創界神アレックス=ロロ 1
コストはやや重たいが、実質ゴッドシーカーな創界神。
軽減のない3コストだがアレックス名称+シンボルが6色になるのが強く、余裕があれば2枚ほど積みたい。
天翔ける創界神アレックス 1
アレックス名称だけで採用。
今回は採用してないが、シヴァや6色ブラフマーを採用するともっと強いかもしれない。
アレックスロロを増やすのであれば、ここを減らすようになる。
創界神クリシュナ 1
破壊されにくいブロッカーとして便利なカード。
何度も言っているがユナイトロロによる展開と相性がよくアンブロやブロック貫通を除く攻撃をすべて防ぐことが出来る。
白シンボルも無駄になりにくい。
スピリット
創世神龍ユナイト・ロロ・ドラゴン 3
デッキテーマ。グランドジオウ。
基本的にグランロロドラゴンかアイスクラービウスから踏み倒して出すことが多い。
しかしある程度ターンが経過していれば素出ししてもフィニッシュに十分な打点を出せることも多いので、相手の盤面と手札を見て強気に攻めていきたい。
創界神配置時の神託でトラッシュに複数枚ためてから出すと、ポコポココアが増えるのでそのターン内に倒しきれなくても残ったコアで守りながら、返ってきたターンでトラッシュから回収するカードで再度展開することが出来るので、持久戦も得意(そのためアマテラスとクリシュナという防御向きの創界神を多く採用している)。
世界龍グラン・ロロ・ドラゴン 2
軽めのユナイトロロドラゴン(正確には重めのグランロロドラゴンがユナイトロロ)。
手札から限定とは言え5コスの6色軽減で化身/界渡を1コスで召喚できるのは強く、リュキオースやアイスクラービウスを投げられるのは大きな差別点。
アタック時の界放も強力で、横にジノヴァXやハイドラノカミがいるだけで簡単に5点持っていくことが出来る。
相手ターンにも打てるユナイトロロドラゴン(正確には省略)。
アタックステップのフラッシュタイミング限定とは言え手札とトラッシュどちらからでも赤紫限定で化身と界渡を1コスで召喚できる。
赤紫とは書いてあるがユナイトロロを経由することでどの色でも化身であれば出せる(赤紫以外の化身ほとんど採用されていないが)。
特に相手ターンに界渡を投げられるのは非常に強く、転神スピリットをリュキオースで迎撃できる。
また、化身にはスコルビウムとオオヒルメと言う強力なバースト持ちの化身が存在しているので、相手のアタック→バースト発揮、降臨と言う流れが防御として優秀。
降臨したあとの相手のフラッシュタイミングで除去される可能性も高いが、相手がそこでリソースを割けば返しのターンで殴り切れる可能性も高いので、自分の防御札と相談しながら立ち回りたい。
天蠍機動スコルビウム 3
バースト持ちの化身。
新弾でオオヒルメと言う強力なライバルが登場したものの、アタック終了メタが増えている上、あちらは自分の盤面に大きく影響を受けるためこちらの方が下振れを支えるカードと考え多く採用。
創界神のコアを除く効果も大きな利点。
上記のアイスクラービウスと合わせ守りの主軸な上、攻め手に回った際も打点の水増しに協力してくれる。
そうは言っても書いてあることは強いので。
相手の装甲赤を超える手段としても悪くない。
超神星龍ジークヴルム・ノヴァX 2
攻め手の最大手。
必要なコア数は多いが、殴った時点で2打点が確定するのは魅力。
強すぎて逆に書くことがない。
滅神星龍ダークヴルム・ノヴァX 1
攻撃面では効果耐性持ちのダブルシンボルとして、防御面ではアタック中などの疲労状態のスピリット、またブレイブの除去として活躍する。
ジノヴァXと並ぶことで手が付けられなくなる。
神聖天獣ガーヤトリー・フォックス 2
バーストを発揮できないとか言う最強テキストを召喚時の界放で発動できる、ブロックアイコン【6】のラストに出てきた問題児。
効果を発動した時点でターン中のバーストを完全に封じられる上に、ユナイトロロと相性のいい召喚時界放なので採用しない理由がない。
しいて言うのであれば、緑の創界神を採用していないので6色創界神が盤面にいないと腐る点に注意。
轟海覇神ヤマタハイドラノカミ 1
豪快な除去効果とガーヤトリーと組み合わせることで、防御手段をほとんど奪ってしまう強力なアタック時効果を持っている。
雑に投げて強いが素引きするとちょっと困ってしまうのが玉に瑕。
ユナイトロロで引っ張ってくると1コスで出てきて2コア増えるので、特に除去したくなくても引っ張ってきたりする。
龍星の射手リュキオース
普通に投げても強いし、相手ターンにアイスクラービウスで投げるとすごく強い。
強すぎて特に書くことがない。
ヤシウム、レーディア、ヒノシシ 各1
デッキを支えるトラッシュ回収群。
特にヤシウムが強力で1枚で2回の回収が出来るのでユナイトロロ回収→召喚でレーディア(ヒノシシ)回収、消滅→レーディア召喚で回収とすることで、手札を整えながら次のターンにまた同じ動きをすることが出来る。
コアの数に余裕があればユナイトロロ複数展開を繰り返し特定の神域、またはクリシュナの転神ブロック水増しをすることも可能。
ヤシウムレーディアは使い終わった後にアイスクラービウスの降臨もとになれるのも隙がない。
シャーマントヒヒ 1
当初2枚積んでいたが終盤に使いづらく、アイスクラービウスの降臨もとになれないので1枚に。
とはいえ神託で落ちた創界神を回収する役割は唯一無二なので枚数が戻ることもあるかもしれない。
ブレイドラ
置きシンボル兼ドロソ。
序盤の潤滑油。
枠に悩んだら抜く候補でもある(終盤引いてもどうしようもないので)。
白晶防壁 3
説明不要の便利防御札。
アイスクラービウスが降臨するとちょっと噛み合いが悪いが、それを無視しても強力。
ヤシウム等で回収できるイグリディオスZにするなどでない場合は抜くこともないと思われる。
シャーマニックドロー 2
ドロソ兼ゼロカン。
超星のノヴァドローが変わっただけ。
覚えてたら次回未採用カード編やります